住宅地が広がるエリアにある中庭形式の住宅です。 旗竿敷地であること、将来的に周囲に住宅が建て込んでくることが予想されました。 また、ローコストで建てなければならないという条件のもと様々な工夫をしました。 中庭を計画することで光や風など良好な環境を享受できるよう配慮し、時事刻々、季節によって変化する光と影を静かに楽しむことにできる住宅です。 仕上げは無垢フローリング、壁は針葉樹合板を採用し、経年変化を楽しめるもの、シンプルな素材使いによって何年たっても普遍的な印象を与えられるものとしました。