いま、日本は少子高齢化が進み、生産性が低|Toolboxさん

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Toolboxさん 個人・60代・男性 ・千葉県 意匠設計者

いま、日本は少子高齢化が進み、生産性が低いと言われ、非正規社員が4割となり、結婚しないまたは晩婚化が進んでいる、若年層の貧困化、年金の破綻とか、何かお先真っ暗な感じのする時代の空気の中で得体の知れない閉塞感に包まれています。
どんな時代であっても住まいは絶対に必要なものです。持ち家であろうと賃貸であろうと。そんな住まいは自分の価値観にあったものを選びたい、選んで欲しいと思います。
しかし、先ほども書いたような時代の中で、住宅に当てる十分な資金がないということもあるでしょう。予算のない人は新築ではなく中古、あるいは賃貸かも知れません。
しかし、自身の住まいです。予算がないから中古。。。ではなく、この家が好きだからという理由で選びたいですよね。
タワーマンションの内覧に行くと真っ先に、「オリンピックまでは価値が上昇するので、とてもお買い得な物件です」と言われます。で、その先は?
人は、価値が上昇するからというだけで新築物件を購入するのでしょうか?
新しくて安全で、外観も格好のいいマンションが増えています。また、どこそこの駅から○○分、面積××㎡。。。不動産・住まいの価値それだけではないはずです。
不動産の持つ価値、住まいの価値とはなんでしょうか?場所や面積だけでなく
「住んでいて気持ちがいいか」とか
「同じ価値観の人たちが住んでいるか」
などいろいろな軸があるはずです。
「新築」「中古」「遠近」「広さ」という価値基準だけではなく、この物件は自分に合っている、好きだ、そんな基準で住む場所を選びたいというのが本音ではないでしょうか?
中古。。。というより「一点もの」と考える。
「中古」と「新築」の対義語で比較すれば、どうしてもネガティブな印象を拭きれず、新築は予算的に無理だから。。。そんな気持ちで中古にするという「我慢」が表面に出てしまうことが、中古物件の大きな課題でした。
これまで「新築」「中古」という二者択一だった市場に「リノベーション」という新たな選択肢があります。いやリノベーション市場というものができつつあります。
20世紀高度成長期の感覚、常識とは視点とは違った切り口で、新たな物差しで中古物件を見直す時が来ています。
「古い」ではなく「一点もの」という独自性を見い出し、こだわりと価格を両立できる新しい「住まい」とすることが可能です。
予算の問題で中古にするのではなく、「自分の価値観にフィットした個性的な居住空間が欲しいから選ぶ」という選択肢です。
物件購入者は新築であろうと中古であろうと「自分の価値観にフィットした個性的な居住空間が欲しい」という本音。
「新しさや合理性だけではなく、古くても文化的に価値がある不動産の価値を提案したい」という思いが重なり、「リノベーション」という新しい価値観が生まれました。
安くて合理的な家とともに、一方でちゃんと愛着を持てるものや、美しく創造的なものも普通に選べる『ダブルスタンダード』が当たり前になってこそ、成熟した文化を持つにいたるのではないでしょうか。
20世紀の高度成長期の幻の中でその時代の常識に従っていては、いまこの時代にあわずコンフリクトを起こしてしまい、クリエイティブでかつ合理的・効率的な住まいを持つことはできません。
Toolboxは今の時代のクリエイティブな感性と適正価格・安全・合理的・快適な住まいをつくる為に様々な提案が可能です。

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