閾とは、敷居や境界線・境目を意味する言葉|regaikiさん

ログイン

regaikiさん 個人・男性 ・東京都 意匠設計者

閾とは、敷居や境界線・境目を意味する言葉です。
住まいにとって、太陽や風・湿度といった要素はすべてが大切であると同時に、時にはそれらから身を守ることも必要になります。
たとえば夏と冬では太陽が住まいにもたらす意味が変わりますから、常に快適に過ごすためには、陽光の採り入れ方や空気の流れなど様々な要素を綿密に考えなければなりません。
外部環境との関わり方・自然との境目をどのように設計することが快適な住まいにつながるのかを常に気遣っていたい、そんな想いを「閾」という言葉に込めています。
40年ほど前に、ライトの建築を研究するために渡米し、その折にライト夫人から夕食やコンサートへのお誘いをうけ、タリアセン(ライトの自邸及び関連建築)の空間の中ですごした時間が感動的でした。
ライトの建築は、自然との融合を大切にしながら心地よい住まいを実現しようとしており、一連の建築からは大きな影響を受けました。
彼はまた、自らが手がけた建物のコストを明示しており、大建築家としては異例でした。
「建築とは芸術品を創る行為ではなく、実用に供するためにある」という考え方に基づくもので、住宅設計に向かう心構えとして、私自身も大切にしています。

スキル

専門スキル

PCスキル

略歴

受賞歴・資格・著書

1992年 第1回銅版屋根設計コンペ佳作。 1994年 第2回銅版屋根設計コンペ最優秀第一位。 1999年 木造住宅建築コンペ入賞。 2001年 きのくにデザインコンペ特別賞。 2004年 「ありえない家」に掲載される。 2007年 福岡県O邸コンペ採用 2013年 住いの新しいBASICに入賞