小さな子供のいる3人家族の住居。
物に囲まれ、そこにあることが当然となる
普遍的な日常を送ることにより、
見失いかねない家族への感謝と絆を第一に、
子供と共に成長する空間であるようデザインを心がけた。
個々の繋がりを大事に、集まり、なごやかに楽しむ家族には、
できる限り削ぎ落とした空間が必要であると考える。
ミニマルな空間とは一見して無機質で冷たく近寄りがたい。
しかしその情報の少ない空間では、より家族が強調され
生活に流されず常に新鮮な情報を自身で生み出すことができる。
そのためデザインはできるかぎり削ぎ落とし、壁はモルタルがメイン、
床面にはコストダウンのため構造用合板を使用した。
古い物件のため天井が低く、圧迫感を防ぐためスケルトンへ。
元々ある構造用のモルタル梁はそのまま利用しアクセントに。
KK apartmentのためにKK chair をデザイン。
デーブルもオリジナルプロダクトである。
玄関からベランダの構造柱まで続いている床面のクリア塗装とホワイト塗装は、
変わることなく真っ直ぐ歩んでいきたいという意味を込めた。 |