新築共同住宅の実施プロジェクトです。
敷地は土地区画整理事業進行中のエリアの一角にあり、事業の実施と並行しての実施スタートとなりました。事業進行中ゆえ、行政側の情報が未整理、未確定の状況で、区画整理後の道路や隣地の状況や、給排水・電気・ガス等インフラの情報入手に難儀する中で、宅地開発事業に関わる17の各課との事前相談・協議をまとめる必要がありました。また、周囲の地形に比較的顕著な高低差があり、3面道路からの建築物へのアクセスを一体的に整理する必要と、駐車場、駐輪場、緑地を確保しながら極力建築物をシンプルな形状にまとめる必要がありました。
結果的にそれらの調整はうまくいき、比較的な稀な、スッキリした建築アウトラインをまとめることができました。 |