某企業の社長様の持ち家。
既存建物解体のご相談から、竣工までの仕事のご依頼。
リビング:上階に部屋を配置せず平屋とする事で、大きめのL型トップライトを配置した、落ち着いたラウンジピットのリビングとなっています。
また、開口部はドイツ製の大型木製引き戸とし、柔らかい雰囲気としました。
ダイニング:広いスペースの中央にテーブルを配置し、大窓には化粧格子をデザインしています。
また、目の前の壁には、ご両親が建てられた旧建物のリビング壁に貼ってあったタイルを、歴史の証人として貼りました。
キッチン:廻りの壁にたっぷりの特注木製収納を作り付けし、大きめのキッチンを採用しました。
その前庭側に家事室を設け、事務作業をしながらも来客がすぐ分かる配置としています。
和室:10帖を、奥6帖と手前4帖に分割出来る様に計画。
床の間を持つ和室は入りにくい印象があり、ついお飾りになりがちなため、引き込み戸を閉めるとリビング側と一体化したごろ寝出来るタタミコーナーになる様に工夫しました。
空調:パッシブソーラーの「そよ風」を採用し、ジンワリと冬暖かく、夏涼しい環境を提供しています。
主寝室:ホテルライクなインテリアとし、トップライト、吹抜、腰壁等のデザインを施してあります。
また、ベッド枕の傍の壁に、夫婦それぞれの読書用ライトを、連れ合い様の目に入らない様に設置しました。 |