東日本大震災により壊滅した市街地の復興事業。山を切り崩した高台に新しい「まち」を建設しました。
核施設を担う小学校は、全体がまちに感じるように、温かみのある木造で低層としています。
1棟の巨大な施設ではなく分棟配置とすることでまちのスケールに寄り添う建築とし、普通教室棟、特別教室棟、体育館棟、太鼓の演奏ができるホール棟、プール棟などに分割。それぞれを耐火建築物や渡り廊下で繋げています。
敷地内には周辺の住民の方が自由に通り抜けられる公園や中庭を配置。また施設内部はエリアごとに開放可能な計画とし地域に開かれた小学校とて計画しました。 |